【今回の現場説明】
S・Dさん

小学校体育館の長寿命化の工事です。屋根・床・壁をスケルトン状態、新築でいう基礎完了後の建て方が完了した状態から、構造体である鉄骨のケレン(塗装前に汚れや錆を落とす作業※詳細はこちら)から再塗装等を施し、そこから新築工事と同様の工事を施工しました。本来であれば、サッシ(窓)についてはカバー工法 (既存の枠をそのままで新たにサッシを覆い被せて取り付ける工法※詳細はこちら)の予定だったが、お施主様(市)とわたくしの判断が一致したため、新しいサッシを採用した。そして小学校での工事のため、やはり安全対策は小学生の動線を考慮した安全対策を重視、道幅も狭かったため近隣住民様へご迷惑とならないよう、そして生徒たちの通学・帰宅時に影響のないよう作業時間等を工夫しました。

【現場監督のやりがい】
「モノヅクリ」であり、同じもの・同じ条件がないことが楽しい。そして完了した時、施主様に大満足していただけることは最大の喜びです。時には承認が必要な内容で、使い勝手などを含めて予定していた設計図以上の提案ができる時もあります。そういった気付きにくいところに注意しながら施工しています。今回の工事のやりがい特徴として、着工してから長期間足場で見えず使えなくなった体育館、完了検査後に立ち入り禁止区域を解除しすぐに集まってきた生徒たちの笑顔と賑やかさは、とても嬉しくなります。

【現場監督を目指す方・興味がある方へ】
覚えることも苦労も多い職種のイメージがあると思います。安全作業は当然でも危険が伴う業種であるイメージと思います。3Kと言われていたのはだいぶ昔の話となっている中、さらに安全で綺麗な作業に向けて日々進化しています。そんな新しい技術の導入など創意工夫をしながら現場監督として指揮をとり、完成してお施主様へ引き渡し満足していただく喜びは、いつでも・どの現場でも大変嬉しく、次も頑張ろうと感じます。自分が係った建築物が永く活躍するのをいつも拝見できる。これが建設業に係る喜びと思います。永く活躍する建物を一緒につくりましょう!

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